アストンマーティンDB9は 大人にふさわしいクーペだ

アストンマーティンDB9は 大人にふさわしいクーペだ

運動性能と居住性は非の打ち所なし
グランドツアラーの風格を楽しもう

アストンマーティン-DB9 Touchtronic2

 このブランドの車を街中で見かけると、思わずその姿を視線で追いかける人は多いかもしれない。
 古代エジプトの昆虫に着想を得たと言われるエンブレム──9回の変遷を経て現在に至っている──も、伝統と気品を感じさせるシルエットも、吸い寄せるような魅力を放つのだ。
 アストンマーティンは1913年の設立から、経営的破綻を何度も繰り返してきた。それでも、世界中のファンを魅力する車を作り続けてきたのは、イギリス伝統のクラフトマンシップが成せる業であり、英国王室御用達の格式とプライドが支えるものだろうか。

アストンマーティン-DB9 Touchtronic2

 いずれにせよ、イギリスを代表する高級スポーツカーメーカーとしての地位は揺るぎないものがある。モータースポーツ界でも実績を残していることから、性能と品質を重視した車作りが評価を集めてきた。
 アストンマーティンは『グランドツアラー』と呼ばれる。その語源は19世紀のイギリスにある。裕福な家庭の子女が長期の海外旅行へ出かけることをグランドツアーと呼び、その足となった馬車は長距離ドライブに耐えうる性能と居住性を兼ね備えたものだった。
 車としての高いパフォーマンスとしっとりとした豪華さを持つアストンマーティンは、現代の『グランドツアラー』にふさわしい、ということだ。エンジンのパワーに余裕があり、静粛性や乗り心地に優れ、快適性を備えるGTカーである。
 見ているだけでもカッコよく、乗ってみたらさらに魅かれる。アストンマーティンには、何とも抗いがたい魅力がある。

アストンマーティン-DB9 Touchtronic2

 今回紹介する『アストンマーティン-DB9』は、DB7の後継モデルとして2004年から16年まで販売された。
 全長4720㎜、全幅1905㎜、全高1285㎜のボディには、アストンマーティン独自のボンド接着アルミスペースフレームたるVHプラットフォームが採用されている。ボディサイズを問わずに幅広く活用できる汎用ボディ構造で、これにより車体の軽量化と高剛性を実現した。
 「軽さ」をドライバー視点で見れば、「動かしやすい」ということであり、「速い」ということにもなる。6リッターV型12気筒DOHCエンジンは最高出力517ps/6500rpm、最大トルク63.2kg・m/5500rpmというハイパワーを誇り、加速力も抜群だ。通称「タッチトロニック2」の6段オートマチックが、街中でも高速でも自在な走りを生み出す。

どんな景色にも映えるボディカラー
インテリアはシンプルで使いやすい

アストンマーティン-DB9 Touchtronic2

 巨大なエンジンを積むDB9は、爆音を轟かせる。それを「アストンマーティンらしい」とか「ならでは」と受け止めるのか、それとも「ちょっと……」とまゆをひそめるのかは人それぞれだろう。ひとつだけはっきりしているのは、スタイリングにおいて意見が分かれることはない、ということだ。
 オーソドックスかつシンプルでありながら、古さを感じさせることがない。現代にマッチしたスタイリングでありながら、ブランドの伝統や風格が損なわれるようなことはない。普遍的で飽きのこないデザインという表現ではありきたりで、正統派にして新しい一台である。
 あえて言うなら“大人のクーペ”だろう。

アストンマーティン-DB9 Touchtronic2

 フロントグリルとライト、それにエンブレムが一体となった逞しくも上品な顔つきはもちろん、サイドのシルエットに見惚れる人は多いはずだ。美しくて躍動感のある2ドアクーペのボディラインは、フロントとリアの絶妙なバランスも加味され、アストンマーティンの世界へ人々を誘う。ある者はイギリスの大地を走るこの車を、またある者はニューヨークの摩天楼とコラボするこの車を、思い浮かべるのではないだろうか。

アストンマーティン-DB9 Touchtronic2

 モーニングフロストホワイトというボディカラーは、シルバーでうっすらとコーティングされたホワイト、といった色合いである。これがまた、アストンマーティンの高級感を引き立てる。どんな景色にも映えるのだ。

アストンマーティン-DB9 Touchtronic2

 インテリアにはボルドーカラーのレザーが採用されている。シートのステッチが、柔らかさを生み出している。
 インテリアは過度な装飾を抑え、使いやすさを重視している。それでいて、スイッチひとつにもこだわりを感じさせる。アストンマーティンの妥協なきスピリットが、DB9にも息づいている。

アストンマーティン-DB9 Touchtronic2

 後部座席は大人には狭い。トランクの容量も大きくない。たくさんの荷物を抱えて大人数で移動するような乗りかたではなく、スタイリッシュに乗りこなそう、というアストンマーティンからのメッセージだろうか。

アストンマーティン-DB9 Touchtronic2

 委託販売として昨年12月に入庫されたこの一台は、車両本体のみの新車時参考車両価格が21,995,000円だった。年式は2013年4月で走行距離は33200キロというデータから、10,300,000円の希望価格で販売された。

アストンマーティン-DB9 Touchtronic2

 そして、ショールームに展示されてからすぐに成約となった。アストンマーティンの人気を物語るものであり、車のコンディションが良好だったからだろう。
 G735Galleryの委託販売は、売る側にも買う側にもメリットが多い。購入した車を委託販売することも可能だ。G735Galleryがつなぐ新しい車売却のカタチは、全国に広がりを見せている。

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